葬儀社ヨコカワ(行田セレモニー・家族葬ファミール)の会員さんのお店を紹介するコーナー。 
今回は行田の八幡町通りの八幡神社の向かいにある
老舗の和菓子屋さん「長野屋」さんです。
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今回、お話を伺った店主の岡安 清さんと奥さんによると、
「長野屋」さんの創業は大正7年頃。
創業以来約96年間も同じ場所で変わらず営業しています。

創業の当初から守り続けている伝統の味、お赤飯やおはぎ、最中に加え、
三代目の清さんが昭和五十年に修行から戻られてからは、
季節の上生菓子(茶会の席などで主に使われる・写真下)や、
羊羹なども店頭に並ぶようになったとの事です。
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先程の上生菓子220円などに使用されている白餡は、
手亡豆(てぼうまめ=いんげん豆の一種)。
羊羹(小)150円や(大)945円~や甘納豆などに使用されるのは
北海小豆(しょうず)と言われる品種で、いずれも国内産。
これらの豆に、大ザラメと呼ばれる純度の高い砂糖を加えて、
じっくりと煮込んでできた「餡」、美味しくないわけありません。

今回の取材では、「長野屋」さんの定番の味、
最中(2ヶ入)140円と甘納豆135円~をいただきました。
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最中は、小倉・柚子・白餡の3種類があり、
前述の両方の「餡」の風味が楽しめます。
皮の食感と程よい甘さが口の中に広がります。
甘納豆も「北海小豆」の特性どおり、
煮くずれしにくいしっかりとした歯ごたえ、
素材の風味も残したこちらも程よい甘さ!
糖度が低い為日持ちの関係上パック包装となっています。
「どうしても故郷に持って帰りたい。」と言うお客さんの声を反映したそうです。

また、こちらは事前予約が必要ですが、
お赤飯やお餅には宮城産「こがね」と言う品種のもち米を使っているそうです。
ご出産祝いや節句など、
伝統行事の際には、伝統の味を贈ってみてはいかがでしょうか? 
 《記事・撮影 田尻昌久》
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御菓子司 長野屋
行田市行田15ー9 
℡048-556‐2638
九時~十八時 月定休

長野屋
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